広大なキャンパスをアリスだけで埋め尽くすアリス絵チャとかやろうかなーと妄想中。


「まったく……暴れるだけ暴れて、勝手に寝ちゃうんだから。ほんと、いつもながら勝手な奴」
「うにゅむ……」
「私だっていつでもあんたの相手ができるほど暇なわけじゃないんだからね」
 すぴー……
 一部が焼け焦げた服をそのままに、魔理沙は気持ちよさそうに眠り続ける。霊夢の言葉なんて届いてもいないだろう。
 ぷにぷに。頬をつつく。にゅう、とよくわからない声が漏れ出てきた。
 やれやれ。ため息をつく。
「賽銭も落とさない来客のために時間作って遊んであげて、最後には膝枕のサービスつき。まったく、大盤振る舞いだわ」
 こんな大サービスをしているというのに、来る客といえば魔理沙ばかりだ。少なくとも人間に限定すれば。
 霊夢は魔理沙の髪を撫でながら、誰にともなく呟いた。
「そろそろ有料化してもいいわよね。ファイトマネーなんて言葉もあるわけだし……」
 何も、今になって思いついたことではないが。
 結局そう思いながらも踏み切れないでいるのは、それで魔理沙が来なくなることを恐れているからだということも、自覚していた。
「……勝手な奴」




どう見ても魔理沙落ちそうですが気にしてはいけません。

事情通によると、彼女の副業(非公認)による収入は本業によるそれを軽く数倍上回っているという噂です。