『たいそう』


運動不足解消のため柔軟体操や軽く筋トレなどをやってみたら一気にヘバってしまって少し服も乱れてしまった月のうさぎさん。


『らくえん』

それっぽい台詞を考えてたら何故か
「さあ……楽園へ帰りましょう?」
という台詞しか浮かんでこなくて困りました。
死亡フラグ乙。



『ふたり』

「遅くなっちゃったわねえ」
「そうだな。天気もいいし、ゆっくり帰ろうぜ。乗ってくか?」
「……いいの?」
「今更確認なんて必要ないだろ?」
「……うん。お邪魔するわ」

「星が綺麗ね」
「綺麗だな。私もこの夜空をもっと自然に表現できるようにしたいぜ」
「星、やっぱり好きなんだ」
「好きだぜ」
「魔法で作る星は自然には遠い気がするけど」
「あれはあれでいいんだ。綺麗だろ?」
「うん」
「あれとは別に、もっと自然に溶け込むような魔法もいつか使いたいと思うんだ」
「へえ。あんまりイメージにあわないわね」
「そうか?」
「派手好きじゃない、魔理沙」
「まあな。だからこそ自然に溶け込んでいたら不意を突かれるだろ?」
「……なるほどね。実用性の問題なわけね」
「うん」
「私にそれを伝えていいのかしら? 知ってたら構えちゃうわよ」
「どうせアリスには小手先のテクニックなんて通じないからな。一緒だろ」
「……ありがと」
「ん?」
「なんとなく!」


『どなたさま?』

「あら、いらっしゃいアリス」
「………………えーと」
「説明したほうがいいかしら」
「うん。まあ、だいたいお約束的な何かというかテンプレート的な何かというかそんな気がするけど」
「魔法がね」
「あーやっぱり」
「成功したの」
「成功なんだそれ!?」
「貴女も試してみる? 新鮮な気分よ」
「え、遠慮しておくわ」
「体だけだから設定上18歳以上は保たれるから問題ないわ」
「何が!?」