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新学期が始まって、2年生になった百瀬。今年も千種とは同じクラスにはなれなかった。が、結局毎日のように屋上で会ってボケツッコミを繰り広げる日々を過ごす。
ふとしたきっかけで誘われた数学部。部活に入っていない百瀬は千種から「面白そうだし入ってみれば?」と勧められるも、今更だしと悩む。千種と一緒に帰りたいしね!
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年に一度の文化祭。千種は演劇にメイド喫茶にとフル回転。頼まれると断れない千種である。
さらに当日になってさらに頭痛の種が乱入してきて、百瀬にとっても千種にとっても大忙しの文化祭となる。はたして百瀬は無事に千種のメイドさん姿に出会えるのか。
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千種の体操服が盗まれた? 百瀬は昔のこと、昔の事件、昔の千種のことを思い出しつつ、千種を守るために動く。千種自身が「気にしていない」と言っても気にしない!
「別に千種のためとかじゃない。僕のためだ」
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『百瀬の家に行っていい?』
年末も近い頃、千種から届いた一つのメールがドタバタ劇の始まりだった。その日が来るまで授業も頭に入ってこない。そして当日もひたすらああたふたドキドキするばかり。そのときになって初めて千種の「目的」を聞いた百瀬は、その常識はずれの行動に慌てつつツッコミを入れるが――